昨季MVPアクーニャJr.が左膝負傷で悶絶 指揮官も「最悪のこと考えてしまう」と心配 10日間の故障者リスト入り
◇MLB ブレーブス 8-1 パイレーツ(日本時間27日、PNCパーク) 昨季ナ・リーグのMVPに輝いたブレーブスのロナルド・アクーニャJr.選手が左膝を痛め、10日間の故障者リスト入りが発表されました。 【画像】昨季70盗塁に到達し、2塁ベースを引っこ抜いて喜びを爆発させたアクーニャJr.選手 アクーニャJr.選手は初回、右中間フェンス直撃の2ベースヒットを放ち出塁。その後マルセル・オズナ選手の打席で、キャッチャーからピッチャーにボールが投げられる瞬間に盗塁を装って2塁へ振り返った際、左足で踏ん張るとそのままグラウンドに崩れ落ちました。 苦しい表情でのたうち回るアクーニャJr.選手。しばらく座ってスタッフに痛む場所を説明する様子も見られ、その後立ち上がって自身の足でベンチへと下がっていきました。 その後球団から10日間の故障者リスト入りが発表されましたが、詳しい怪我の状況は、現地26日夜のMRI検査を経て判明するということです。 ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は試合後、アクーニャJr.選手について「かなり心配だね。状況が分からないとなんとも言えないけど、あの倒れ方を見たら最悪のことも考えてしまう。若い選手にこんなことが起こると本当につらい」と話しました。 アクーニャJr.選手は昨季、41HR、73盗塁と、史上初の『40-70』を達成し、ナ・リーグのMVPに輝きました。3月には右膝の痛みを訴え、オープン戦の出場を取りやめることもありましたが、シーズン開幕後はここまで4HRと16盗塁を記録していました。