”楽しく”筋肉を使うことが大切!?寝起きのいい朝を迎える方法を専門医が解説
6月7日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では「吉田たかよしに聞け」と題し、リスナーから健康に関する相談を募り、心療内科本郷赤門前クリニック院長で医学博士の吉田たかよし先生が答えました。聞き手は北野誠と氏田朋子です。 【動画】硬くなった筋肉を一気にほぐす!簡単壁押しストレッチはこちらから!【1分28秒~】
寝起きのいい朝を迎えるには?
番組冒頭から吉田先生に相談する北野。 北野「55歳くらいから、気持ちのいい朝を迎えたことがない。60歳を超えたあたりから、朝起きて今日は気持ちいいわ、というのが年に5日くらいしかない。みんなそうだと言います」 吉田「そういう方、すごく多いです」 最も大きな原因は、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がだんだん低下すること。だから寝たなと思っても意外に脳は回復していないそうです。 あとは筋肉を使うことと精神とのバランスによって人間の脳は成り立っていますが、このバランスが崩れてくることも影響しているとか。 筋肉を使ってなくても、50歳でも60歳でも精神的なストレスはあり、このバランスの悪さが朝起きた時の不快感につながっているそうです。
スポーツで得る快感
氏田「ある程度筋肉は使わないといけないんですね」 吉田「日中の精神的なストレスは抑えて、筋肉はしっかり使う。特に楽しく筋肉を使うということが大事です」 北野「結局スポーツジムに行っても、楽しいと思わないと続かない」 趣味でクライミングをしているという吉田先生。筋肉をすごく使うスポーツですが、登れた時の快感でドーパミンが大量に出ることで、脳の働きが回復しているということです。 吉田「北野さんはゴルフでナイスショットが出た瞬間、ドーパミンが出てますよね?」 北野「すごく気持ちがいいです。めったにナイスショットないですけど(笑)」
右手を上げ「やった!」
吉田先生がおすすめするのは、何かをやり遂げた時に「やった!」と叫ぶことだとか。 吉田「その時、右手の拳を上げる。左利きの方も右手。なぜなら神経は左右が交差して、左側の脳が刺激を受ける。そうすると脳は前向きになるというデータが出ています。 また『よっしゃー!』と言うことによって筋肉の活動量が20%くらい増します。前向きになる言葉ならなんでもいいです」 北野「僕ら、ドライバーでバーと飛んだ時に、自分でガッツポーズを取りながら、『ええことは続かんけどな』と内心思います」 吉田「それはよくないです」 北野「2回続けてナイスショットしたことはないですから(笑)」