”楽しく”筋肉を使うことが大切!?寝起きのいい朝を迎える方法を専門医が解説
「誠、次は大丈夫だよ」
吉田先生は失敗した時の言葉も大事だと言います。 吉田「その時は、自分の名前を言って慰める。『誠、次は大丈夫だよ』と、自分で『誠』と言うんです。自分の名前を添えて言うと、それを他人から言われたような風に脳が錯覚する。それによって脳が前向きになるというデータが出ています」 またフィンランドの研究によれば、ライバルの失敗を喜ぶメンタルを持っている人は脳梗塞になりやすいとのこと。 北野「人を呪わば脳梗塞、ですね」 人を呪うと自分が病気になると考えれば、馬鹿らしくて呪おうという気がなくなります。吉田先生も「名言ですね」と感心しきりです。
作り笑顔でも無問題
では、他人の失敗をどう捉えたらいいのでしょうか? 吉田「一番いいのは、前の人が池ポチャをした時は、協力し合いながらみんな頑張ろうという雰囲気を作ること」 北野「そういうポジティブな人が必要ですね」 吉田先生によると、表情も大事だとか。作り笑顔でもいいから、口元だけでなく、目尻もしわを寄せるように笑うと、脳にフィードバックして、メンタルが前向きになり、血圧も安定するというデータがあるそうです。 北野「自分で自分の脳を騙すんですね」 (みず)