県警トップの年頭会見「新たな脅威」匿流(とくりゅう)・闇バイト対策に注力 福岡
FBS福岡放送
福岡県警のトップは7日の年頭会見で、闇バイト対策を進めていくと話しました。 福岡県警の住友一仁本部長は7日の年頭会見で、ことしの重点目標として、ニセ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の対策推進や匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「匿流(とくりゅう)」対策の推進など7項目を挙げました。 関東地方などで「匿流」によるとみられる強盗事件などが相次ぎ「闇バイト」に応募した若者が実行役として関与するなど社会問題となっています。こうしたグループがSNS型投資・ロマンス詐欺に加担している可能性もあるということです。 住友本部長は「匿流」が「治安対策上の新たな脅威となっている」として、実態解明を進め取り締まりを強化するほか、闇バイトの危険性の周知を図っていきたいと述べました。