「乾燥機に巻き込まれている」寝具のクリーニング工場で作業員の男性が死亡する労災事故 ベルトコンベアーから転落か
9日午前、福岡県田川市にある寝具のクリーニング工場で、故障中の乾燥機を点検していた作業員が乾燥機内に転落し、巻き込まれる事故がありました。 男性1人が死亡しています。 9日午前8時半すぎ、福岡県田川市糒にある寝具のクリーニング工場で、「人が乾燥機に巻き込まれて意識がない」と消防に通報がありました。 救急隊が駆けつけたところ、この工場で作業していた齋藤智博さん(27)が洗濯物に包まれた状態で見つかり、死亡が確認されました。 死因は、頭部の打撲による脳挫傷とみられています。 警察によりますと、齋藤さんが乾燥機の不具合を点検中に、ベルトコンベアーが突然動き出したため、齋藤さんが乾燥機の中に転落し、巻き込まれたということです。 当時、齋藤さんは1人で作業していたとみられていて、ベルトコンベアーが動き出した理由など警察が事故の原因を詳しく調べています。
RKB毎日放送