采配に焦り?!なぜ阪神の矢野監督は佐藤、サンズ、中野を3人同時に先発から外したのか…今日にも首位陥落危機
今日3日に巨人が横浜DeNAに勝ち阪神が広島に連敗すれば、消化している試合数の関係で阪神が勝率で下回り首位を陥落することになる。ペナントレースは、ちょうど折り返し地点である。 この日、中谷将大外野手(28)と二保旭投手(31)の交換トレードが成立して両球団から発表された。ブルペンの疲弊により「7回の男」が不在となっているチームのウイークポイントを補った。フロントの優勝への本気度を示すトレードである。二保はチーム事情で今季は、1軍で2試合しか先発していないが、ファームでは11試合に登板、10試合に先発して4勝1敗、防御率2.57の成績。先発でも中継ぎでもロングリリーフでも使える。ツーシームを軸とする変化球投手だが、フォーシームも150キロをマークするなど新境地にも挑戦している。 ただ、いくらフロントが戦力を整えても、肝心の現場が「焦り」が表面化するような野球をしていては空回りである。阪神は前半戦の正念場を迎えているのかもしれない。