相談相手は“リトルホンダ”ではなく…電撃復帰の本田圭佑が深夜の西麻布で語り合った「右腕の存在」
サッカー元日本代表・本田圭佑(38)が現役復帰を決断し、大きな注目を集めている。 7月29日、本田は突如としてブータンのサッカーチーム『パロFC』に1試合限定で加入することを発表した。本田にとっては、’21年11月以来、約3年ぶりの選手復帰となる。試合は日本時間8月13日に行われる予定で、『パロFC』にとっては、アジアチャンピオンズリーグへ繋がるAFCチャレンジリーグへの参加をかけた大一番となる予定だ。 【画像】何故かかっこいい…!「振り返りざまに手をあげて」タクシーを止める本田圭佑 ’14年にイタリアの名門『ACミラン』に移籍した際には、決断の理由を聞かれ「心の中の“リトルホンダ”が答えた」と明かしていた本田。しかし、今回の大一番での復帰を相談したのは、別の人物だったようだ。 7月末、本田の姿は東京都西麻布(港区)にあった。夜11時半前に姿を現した本田は、付き人らしき男性と一緒にとある雑居ビルに入っていった。開いているのは1軒の小洒落たバーだけだ。その後、本田は2時間ほどして雑居ビルから出てきた。脇には付き人と思しき人物のほかにもう一人、別の男性を従えている。 「本田が会っていたのは彼の右腕である山本航平氏です。本田が立ち上げた投資ファンド『X&KSK』の中でも、重要な役割を果たしているのが山本氏です。本田と山本氏はシンガポールで出会い、投資の方向性や戦略について共通のビジョンを持ち、会社を設立した。ジャンルは全く違いますが、今回の選手復帰についても山本氏に意見を求めていたのではないでしょうか」(サッカー専門誌記者) 本田を含めた3人は、その場で解散。本田はタクシーに乗り込むと、2人に見送られながらその場を立ち去った。 7月31日に出演した特番『本田圭佑とひろゆきのアベマプライム』(AbemaTV)の中で、本田は復帰の真意について熱心に語っている。 「数ヵ月前にプライベートでブータンを訪れた際、地元のサッカーチームから熱烈なオファーを受けた。『パロFC』にとってこの1試合が非常に重要なので、オファーを受けることにしました。(対戦相手を研究したところ)ある程度いい試合をするという戦力差だと分かっていたので、僕が入れば流れを変えられるかもなって思いました」 しかし、そんな本田に対して世間の声は厳しい。〈3年近くもサッカーから離れていて、突然の現役復帰は無謀だ〉〈もはや、サッカー選手というよりも実業家という印象〉といった批判も少なくない。 実際に特番内では、ひろゆき氏(47)から「1試合だけ行くっていったのは、『行けたら行く』っていう感じの冗談じゃないですか?」と手厳しいツッコミも飛んだ。しかし、それらの声に対して本田は、 「全然違います! 理想のオファーだった。1試合だけ挑む格闘家みたいな感じ。緊張しています。調整をミスすれば、足をケガして試合に出られなくなる可能性もあります。そのため、調整には十分に気を付けなければならないと思っています」 と、あくまでも真剣な挑戦であることを強調している。 本田が再びサッカー選手として輝けるのか、それともブータンでの試合が彼の現役最後の舞台となるのか。稀代のファンタジスタの運命は――。
FRIDAYデジタル