「ゼクシオ エックス」はハードヒットもできてやさしさも抜群

　ロフト角9.5度と10.5度がラインアップされた「ゼクシオ エックス」のクラブ総重量は、フレックスSで301グラム。最新ドライバーの中心的なスペックになっています。またスリクソンブランドのドライバーと同じQTS可変スリーブを採用し、ロフト角、ライ角、フェース角の調整が可能。 　ゼクシオのやさしさを享受しつつ、より繊細な調整ができます。

QTS可変スリーブやリバウンドフレーム構造など「ゼクシオ エックス」には「スリクソン」のDNAも息づいている

　純正の「Miyazaki AX-3」シャフトは全体をしっかりとさせた振り心地で、先端がしっかりしていることが感じられます。計測してみても、「ゼクシオ 13」と同じフレックスに比べて20cpm近く硬いことが確認できました。 「ゼクシオ13」よりも重厚でハードヒットしたい人のために生まれた「ゼクシオ エックス」は、スリクソンにも採用されているリバウンドフレームなどの機能を共有。人気ドライバーのテクノロジーをいいところ取りしているドライバーといえます。 「スリクソンZXi」ドライバーシリーズも幅広いゴルファーに対応した新コンセプトモデルですが、せっかく試打するなら「ゼクシオ エックス」も打ち比べて、振り心地や弾道比較をしてみてもいいかもしれません。

【解説】筒 康博（つつ・やすひろ）

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン＆コミュニティー「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。