「コンクリートに覆われ魚のすみにくい川に」事前の協議と違う河川改修で漁業権を侵害として漁協が市長を告訴 市は「過去の経緯踏まえ治水工事を実施」
茅野市が行った河川工事で漁業権が侵害されたとして、地元の漁業協同組合が24日、市長を刑事告訴しました。 【写真を見る】「コンクリートに覆われ魚のすみにくい川に」事前の協議と違う河川改修で漁業権を侵害として漁協が市長を告訴 市は「過去の経緯踏まえ治水工事を実施」 漁業法違反の罪で今井敦(いまい・あつし)市長を刑事告訴したのは、諏訪東部漁業協同組合で、茅野市の田沢々川(たざわさわかわ)で市が今年2月まで行った工事によって魚など動植物の生息が阻害されたとしています。 漁協は、現場周辺の川底は魚が産卵する場所で、工事後に自然の石を設置することで、市と「おおむね妥結」していたものの、側面と川底がコンクリートで覆われ、自然の石が設置されなかったと主張しています。 市は「過去に川があふれた経緯なども踏まえて治水工事を行った」とし、告訴状を確認していないため詳しくは話せないとしています。
信越放送
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