巨人への移籍が決まった泉圭輔投手

◇プロ野球・巨人 移籍会見（9日、宮崎） 高橋礼投手とともにソフトバンクのからのトレード移籍が決まった泉圭輔投手。会見では「ジャイアンツの歴史と伝統のあるユニホームを着て、プレーできることを本当にうれしく思います」などと述べました。 【画像】会見に臨んだ泉圭輔投手と高橋礼投手 泉投手は188センチの長身から繰り出される角度のあるまっすぐが特徴。吉村禎章編成本部長は「ソフトバンクのレベルの高い中で、経験実績を積んでこられた2人なので、ジャイアンツの若手選手の勉強になるだろう」と期待を寄せています。 「自分の一番の持ち味はまっすぐ。セ・リーグ相手にどこまで通用するのか楽しみな部分です」と語った泉投手。 今季1軍では中継ぎとして3試合に登板し、防御率は16.88という成績でしたが、「今年は1軍では結果を残せなかったので、今回の移籍を大きなチャンスと捉えてこれからまたいっそう頑張っていこうと思いました」とトレード移籍を前向きに捉えている様子。 「大竹（耕太郎）さんや田中（正義）さんもそうですが、移籍して活躍した方々のプレーを今年は見る機会が多かったので、それを見て僕も『うらやましいな』という気持ちはありました」と口にした泉投手。「自分自身も環境を変えて、ジャイアンツというチームで一から頑張れたらいいなと思っています」と続けました。

海岸でポーズを取る泉圭輔投手(左)と高橋礼投手(右)

泉投手がプロ初勝利を挙げたのは2019年4月22日に東京ドームで行われたオリックス戦。「個人的にはすごく良い印象があるので、またジャイアンツで優勝に貢献できるようにたくさん投げられたらなと思います」と笑顔を見せました。