深川真二 / ボートレース（競艇）

ボートレース唐津の「第11回見帰りの滝あじさいカップ」は25日に開幕。準優進出戦制で争われる男女混合の6日間シリーズだ。主力の顔ぶれは深川真二、田口節子、平山智加、立間充宏、大峯豊、渡辺浩司、安河内将、小池修平。シリーズリーダーの期待が持たれる地元インファイターの深川は、前節の福岡一般戦に続く連覇を目指す。4月以降は大村、浜名湖を含めて、一般戦3Vの活躍。夏本番を前にリズムは急上昇している。 初日メインの12R「ドリーム」は絶好枠で人気を背負うが、射止めた43号機は落水の影響もあって下降ムードが漂うエンジン。深川は「多分フロートピンが曲がっている。燃料が行ってない状態で走っている。ペラも回り過ぎ」と動きの悪さを実感していた。まずはキャブレターのフロートピンを点検して、燃料がスムーズに流れるようにする作業に取り組む。行き足、出足などがどこまで良化しているのかは、初戦の8Rで見極めたい。 ドリーム組で好気配だったのは上昇機を射止めた大峯で、前検一番時計をマーク。小池と平山は伸び加減で、安河内の行き足もまずまず。田口は機歴イマイチではあるが「弱くはない」で、中堅はある様子。 注目選手は132期チャンプの水谷理人で、当地は初参戦。デビュー1年で初優勝を飾るなど成長著しい大型新人が、広い水面でどんなレースを見せてくれるのか。初戦の5Rから目が離せない。