神戸に世界の女子バレートップクラブ集結 2017年世界クラブ選手権
5月神戸で「FIVB世界クラブ女子バレーボール選手権2017」
神戸に女子バレーボールの世界トップクラブチームがやってくる──。2017年5月、神戸で「FIVB世界クラブ女子バレーボール選手権2017」(同5月9日~14日・グリーンアリーナ神戸)が開催されることが決まり、30日開催地の神戸市で記者会見が行われた。同選手権の日本開催は初めてで、欧州、南米の大陸代表など合計8チームが参加する。地元日本からは先のアジアクラブ選手権で優勝したNECレッドロケッツと、神戸をホームタウンとする久光製薬スプリングスが開催国選出チームとして出場、世界の強豪を迎え撃つ。 【拡大写真と動画】久光製薬が女王奪還 バレー・プレミアリーグ2季ぶり優勝
「神戸はゲンのいい場所」
今から25年前の1991年に第1回大会がブラジル(サンパウロ)で行われて以来、世界各地で開催されてきた世界クラブ選手権。世界のトップ選手が集まり「クラブ世界一」を競う価値ある国際大会が、11回目となる2017年、初めて日本で開催される。 「神戸は31年前、1985年の神戸ユニバーシアードでバレーが(男女共に)金メダルを獲得したゲンのいい場所。現在は(V・プレミアのトップチーム)久光(製薬)の地元でもある。そこに世界のトップクラブ、各国のスーパースターが集まってくる。チームや選手に世界を感じてもらい、全日本の強化、リーグの底上げ、レベルアップにつなげていきたい。バレーボールがヒートアップして東京五輪に向かっていけるようにしたい」と木村憲治・日本バレーボール協会会長は熱い意気込み。 久元喜造・神戸市長も、「神戸で、伝統のある、規模の大きい国際大会を開くことができることはたいへんありがたい。五輪に出場した選手もたくさん集まり、世界ナンバー1のプレーを間近に見られる貴重な機会。また神戸としても、1985年のユニバーシアード、1989年のフェスピック、2002年のFIFAワールドカップに続き、2017年に世界クラブバレーを開催することで『国際大会を開催する神戸』を世界にアピールすることもできる」と開催地として期待を込めた。