シャクール・スティーブンソンがマッチルーム・ボクシングと契約 WBCライト級防衛戦をリヤドで実施 | ボクシング
WBCライト級王者シャクール・スティーブンソンがマッチルーム社と契約し、防衛戦をリヤドで行う。
WBCライト級世界チャンピオンが10月12日(現地時刻)、リヤドでジョー・コルディナと対戦する。 エディー・ハーンとマッチルーム・ボクシングは、ボクシング界のスターの一人、シャクール・スティーブンソンとの契約を発表した。 WBC世界ライト級王者のスティーブンソン(22勝0敗、10KO)は、10月12日(現地時刻)にサウジアラビアで開催されるボクシングイベント「リヤド・シーズン」で、元IBFスーパーフェザー級王者ジョー・コルディナと対戦する。 サウジアラビア政府娯楽庁で長官を務めるトゥルキ・アルシェイク氏は、27歳の3階級制覇王者がコルディナと戦うことを確認した。なお、同イベントではライトヘビー級のディミトリー・ビボルとアルツール・ベテルビエフが全てのベルトを懸けて戦うことになっている。 試合の勝者には、指名挑戦者ウィリアム・セペダとの対戦が待っている。スティーブンソンは、無敗のメキシカンとのビッグファイトを実現すると自信を持っている。 「10月12日、新たなキャリアの章がサウジアラビアでのリヤドシーズンのジョー・コルディナ戦から始まる」とスティーブンソンは語っている。 「このスポーツで最大のビッグネームとの対戦を求めていることは明言しておきたい。2025年初めにウィリアム・セペダと戦うが、俺とリングに入る勇気がある者なら誰でも受け入れるつもりだ。近年はチャレンジに応じる者はほとんどいなかった」 「マッチルームとリヤドシーズンと共に、自分の持つ世界級の才能に見合うプロモーション力を手に入れる。リング内外で無敵となり、ボクシング界での支配を続けることを約束する」 マッチルーム・スポーツの会長ハーンも、スティーブンソンが歴史に名を残す才能を持つと確信している。 「我々のチームにパウンド・フォー・パウンドの偉大なファイターを迎えることに喜びを感じている」とハーン氏は述べた。 「シャクール・スティーブンソンは27歳で、すでに3階級制覇王者であり、ボクシング界ですでに無敵かもしれない。この若者は、世界規模のスーパースターになるべきで、我々が後押しすれば、すべてのビッグファイトを手にし、彼が本来受けるべき評価を得るだろう。リヤドで10月12日のビッグカードから旅が始まり。共に見る未来が楽しみだ」 米国出身でサウスポーのスティーブンソンは、7月に地元ニュージャージー州ニューアークでアルテム・ハルチュニャンを圧倒し、判定勝ちを収めた。また、昨年11月にラスベガスで行われた試合ではエドウィン・デ・ロス・サントスを下してWBCライト級王座を獲得した。 スティーブンソンはこれまでオスカル・バルデス、ロブソン・コンセイソン、ジャメル・ヘリングなどの強豪に勝利しており、WBC、WBOスーパーフェザー級王座、WBOフェザー級タイトルを手にしてきた。
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