フレッシュな柚子をまるごと羊羹に（kyonnta/stock.adobe.com）※画像はイメージ

　１年で最も夜が長く、これから寒さも本番になるという日「冬至」にちなんだ２日間だけ販売されるお菓子がＸに紹介されて、「食べてみたい」「やばい！絶対買いたい！そして実家にも贈りたい！」「知らなかった。とっても美味しそう。買いたい！」などと話題になっています。 【写真】2日間のみ販売される、とらやの「柚子羹」 　そのお菓子とは「とらや」の『柚子羹』です。柚子そのままの姿をしたお菓子で、皮の中には香り豊かなみずみずしい羊羹が詰められています。今年の販売日（お渡し日）は、１２月２０日（金）と２１日（土）の２日間です。 　柚子羹は、昭和５９年（１９８４年）から販売されています。「柚子は万病を防ぐ効果があるといわれ、古くより冬至の日に柚子湯に入り無病息災を願う習慣があります。また柚子はその風味が好まれ、料理やお菓子にも広く利用されています。『柚子羹』は、柚子の果汁を用いた香り豊かな羊羹です。冬至にあわせて特別にご調製しました。適当な大きさに切ってお召しあがりください。お好みにより、皮ごとでもお召しあがりいただけます。」（とらやの商品説明より） 　虎屋の広報さんにお話を聞きました。 ──柚子羹はどんなお菓子なのですか？ 　中身をくり抜いた柚子の皮の中に、柚子の果汁を入れた白小豆の煉羊羹を流しました。豊かな柚子の香りと、爽やかな味わいを楽しみいただける羊羹です。 ──柚子の形そのままの姿ですね。どうやっていただいたらよいのでしょう。 　お好みのサイズにカットして頂ければよいですが、１／４くらいが召し上がりやすいかと思います。またお好みで皮ごとでもお召し上がり頂けます。 ──欲しい方は予約が必要なのですか？ 　はい、１２月１日（日）～１２月１６日（月）の期間、取り扱い店舗（※）にて店頭もしくはお電話にてご予約を承っております（配送は不可）。予約販売のみとなりまして、限定数に到達次第、受注を終了いたします。 ※取り扱い店舗 ＜関東・御殿場地区＞ 赤坂店、TORAYA GINZA、TORAYATOKYO、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、横浜そごう、アトレ目黒1、二子玉川S・C、御殿場店 ＜名古屋・近畿地区＞ 京都・大阪・名古屋のとらや各店舗 ──予約して受け取れるのは２日間だけなのですね。賞味期限は？ 　お渡し日は１２月２０日（金）もしくは１２月２１日（土）の２日間のみで、日もちは２日間です。お受け取り日の翌日まで召し上がることができ、価格は２７００円（税込）です。 　◇ ◇ 　昨年（２０２３年）に、いただいた人によると、箱を開けた瞬間にゆずの香りに包まれるそうです。 （まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子）