ヤーレンズ、波紋呼ぶM-1審査員・海原ともこの発言に言及 自身のミス告白「すごい反省しちゃって」
M-1で審査員を務めた海原ともこの発言に言及「私たちは大好きですから」
お笑いコンビ・ヤーレンズが23日、ABCラジオ『ツギハギ月曜日~ヤーレンズのダダダ団!~』(午後9時15分)に出演。5位だった前日の漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』を振り返り、審査員の海原やすよ ともこの海原ともこの発言について言及した。 【表】最高は「97」…海原ともこが決勝10人につけた点数一覧 冒頭から楢原真樹のボケで幾度となく脱線しながらも、出井隼之介とのM-1トークが続いた。この日のゲストで熱烈なヤーレンズファンのファーストサマーウイカの配慮で、2人だけの”大会総括”からスタート。決戦から打ち上げ配信までチェックしたというウイカは「ヤーレンズの笑顔は私が守る」と力を込めて登場。3組に残るのが厳しい点数を受けての暫定席での2人の表情が「見たことない顔」だったと指摘し、「それでみんな泣いたよな」とリスナーに語り掛けた。 昨年2位で優勝候補とされたヤーレンズ。ファーストラウンドは、結果的に連覇した令和ロマンに続く2番手での出陣となった。850点のライバルに対し、25点差を付けられた825点で残念な雰囲気になった。 出井は「誤解なきように言うけど。審査に関して、我々が何か思うところがあったりはしなくて」と前置きした上で、「ともこ姉さんの総評の時に我々に言ったてくれたことがニュースになってたりするじゃない」と発言。楢原も「そうなんですよ。トレンドに『ともこ姉さん』って入ってて」と続き、9人の審査員のうち最高の94点をつけたともこの「もっとしょうもないもの(ネタ)見たかった」というコメントが話題になったことに言及。「しょうもない」を「失礼」と捉える声があり、論争となっていた。ウイカも「西と東でもう闘い始まってましたもんね。ネット上で」と触れた。 不本意な様子の楢原は「ホント、ともこ姉さんに伝えてほしい。私たちは海原やすよ ともこ大好きですから。めちゃめちゃ好きで。『しょうもない』っていうのは関西ではすごいほめ言葉なんです」と説明し、出井も「そうそうそう。そのニュアンス、我々は関西出身なんで、もちろん受け取ってますからね。大丈夫です」と話した。楢原は「僕も確かにもうちょっとしょうもない方が良かったなと思って、何を返したか覚えてないですけど、何か返したんですよ、ともこさんに。それがつまらなかったんです」と説明した。 「これが悪かった。『しょうもない』っていうから、『しょうもない』言葉を返したかったんですけど。僕が返した言葉がつまらなかった。これが“かわいそうムーブ”になってしまって。僕がつまらなかっただけです」と断言。出井が「追い込まれてる状況やからね。我々もね」とフォローすると、楢原は「すごい反省しちゃって」と自分のミスとした。 また、楢原は20回の節目となった今大会のオープニングで、大会創設者で2011年に引退した島田紳助さんが寄せた直筆メッセージに「感動した」と発言。2人は紳助さんへの言及が少なかったと指摘した。 ネタ披露後には「じゃあ松本さん」と活動休止中で審査員から外れたダウンタウン・松本人志の名前を口にした楢原は「松本さんも俺しか触れてなかったもんな」と振り返り、「それもそれで変じゃなかった? なんか」とコメント。「俺、別にどっち(の意見)も言ってないから。『戻って来てほしい』とか『いなくなって当然』とかも何も言ってないのに。名前出しただけなのに」と思いを打ち明けた。出井も「いつもいる人がいないっていう現象を言っただけだからな。なんか拍手起きたり」と不思議がりつつ、「いろいろありますから」と話した。
ENCOUNT編集部