RソシエダードFWサディク、今冬の移籍市場での退団目指し得点力不足のセビリアに逆オファー
スペイン1部レアル・ソシエダードのナイジェリア代表FWサディク(27)がセビリアに逆オファーを出したとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が2日に報じた。 リーグ12位と調子の上がらないセビリアは現在、得点面に深刻な問題を抱えているため、今冬の移籍市場で新たなセンターフォワード獲得に動いている。そんな中、同紙がセビリアの現地メディアから入手した情報によると、サディクがRソシエダードでの未来がないと考え、代理人を通じてセビリアに売り込んだという。また、Rソシエダードも現在、放出の道を探しているとのことだ。 サディクはアルメリア在籍時にセビリアの補強候補に挙がっていたが、移籍金が高額だったため交渉は成立せず、最終的に22年夏に移籍金2000万ユーロ(約33億円)プラス出来高500万ユーロ(約8億2500万円)でRソシエダードに加入していた。 今季ここまで公式戦10試合に出場しているが無得点が続き、チームの得点力アップに貢献していない。(高橋智行通信員)