キヤノンのレンズは「写真も動画もいける」が新基準
これからのレンズラインアップはそっくりさんが出てくる
キヤノンは、この「RF35mm F1.4 L VCM」を皮切りに、写真・動画両対応のレンズラインアップを拡充していくとのこと。その際、このレンズとほぼ同じサイズと重量に揃えていくようです。 これは、ジンバルを使った動画撮影時に、レンズ交換で重量バランスが変わってしまうのを避けるため。パナソニックのLUMIXシリーズなども同じコンセプトでレンズ展開をしているので、これから動画対応レンズはこのような動きに各社なっていくかもしれませんね。 また、画質の傾向も統一していくんだとか。レンズそれぞれの個性を楽しむ世界もありますが、特に業務での撮影では色味を統一したいことのほうが多いので、レンズを替えても画質が統一されているほうが使いやすいと思います。
気になる画質は?
いろいろ語りましたが、実際の描写はどうなんでしょう。ということで、EOS R6 Mark IIに取り付けて撮影した写真を見てください。 うーん、さすがにボケ味がとろけるようでいいですね。しかも最短撮影距離が28cm、最大撮影倍率が0.18倍と、結構寄れるんですよね。寄れるレンズ大好き。 35mmってスナップとかに使いやすい焦点距離ですけど、このレンズはポートレートにも適していると思います。 「RF35mm F1.4 L VCM」の発売は7月上旬の予定。オープン価格で、参考販売価格は25万3000円です。 Source: キヤノン
三浦一紀