男子90キロ級はパリ五輪銀メダルの村尾三四郎が連覇 14階級中13階級で日本勢がVで閉幕【柔道・グランドスラム東京】
◆柔道 グランドスラム東京大会(8日、東京体育館) 大会最終日は男女計7階級が行われ、男子90キロ級でパリ五輪銀メダルの村尾三四郎(JESグループ)が2023年世界選手権覇者のマイスラゼ(ジョージア)にゴールデンスコア方式の延長の末に勝利。昨年に続く連覇を達成した。男女14階級が実施された今大会で、日本勢は13階級を制した。 ■「AI画像かと」阿部一二三の驚愕肉体美【写真】 男子81キロ級は藤原崇太郎(旭化成)が制した。今年のアブダビ世界選手権代表の老野祐平(同)は3位だった。 同100キロ級はカニコフスキー(IJF)が優勝。日本勢では新井道大(東海大)が3位で表彰台に上がった。 同100キロ超級決勝は太田彪雅(旭化成)と中野寛太(同)の日本勢対決となり中野が頂点に立った。 女子は70キロ級決勝は寺田宇多菜(JR東日本)と本田万結(東海大)が決勝で顔を合わせて本田が勝利を収めた。 同78キロ級は池田紅(東海大)が制した。2021年東京五輪金メダルの濵田尚里(自衛隊)は3位決定戦で敗れ5位、2016年リオデジャネイロ五輪代表の梅木真美(ALSOK)は3位だった。 同78キロ超級は新井万央(日体大)が連覇を達成した。福岡・敬愛高2年でシニアの国際大会は初挑戦だった山口千弘が3位と健闘を見せ、髙橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)も銅メダルを獲得した。女子のパリ五輪日本代表は出場していない。
西日本新聞社