3年間で1000冊以上購入!? 本好きな子どもの親が「本を読みなさい」と言う代わりにやったこと
本を選ぶときも置くときも、娘の「好き」を真ん中に
本を読みたい、本を読むって楽しい。お気に入りの本を見つけた娘は、ノンタンのシリーズを読破した後もシリーズものが好きでした。この頃も、 ・まずは娘の読みたいものを読む ・母が読んで欲しいものは数冊に1冊読み聞かせの間に挟み込む という感じで娘の「読みたい」を優先させました。 そして娘のお気に入りを本棚の真ん中に表紙が見えるように置いて、家族の本棚の中心に娘の「好き」が見えるよう心がけも……。
図書館通いで選書の腕を磨く
「本は高価なので、そんなにたくさん揃えられない」という声も聞きます。我が家も同じで、元々は図書館派でした。 近くの図書館は、家族3人のカードで30冊借りられたので、毎週出掛けては娘15冊、父母15冊選んで借りて帰るのを習慣にしていました。半分を娘に選んでもらっていた1番の理由は「本を選ぶ体験をたくさんして欲しいから」です。本屋さんでは娘が選んだ本すべてを購入することはできませんが、図書館ならどんな本を選んでも、失敗しても返却すればいいだけ。不思議と本を選ぶのがだんだん上手になってきて、私が選んだ本より娘が選んで借りてきものの方が面白い!なんてこともしょっちゅうです。 図書館では時間制限を設けずに過ごしていたので、2~3時間滞在することも。そこにいる時間は本と娘と向き合う時間と決めて、娘が好きなだけのんびり過ごしていました。 あと図書館によく通ったのは紙芝居が借りられることです。紙芝居って、子どもは大好きじゃないですか? 個人の家ではなかなかたくさん揃えることができないものなので、図書館の紙芝居は娘が選んだものを本当にたくさん読みました。 図書館はやっぱり読書の強い味方です。まずは図書館で選書の腕を磨く。購入する冊数を増やすのはその後でもいいのではないかなと私は思っています。
コロナ禍で図書館が閉鎖、本を購入する量が一気に増えた!
コロナ禍で図書館が閉館になると、我が家は途方に暮れました。習慣になっていた図書館通いができなくなっても、読書を止めたくない!ということで本を購入する方向へチェンジ! ・毎月第一土曜日は本屋の日 ・母が読んで欲しい本はメルカリで、娘のお気に入りは新品で そんなふうに決めて、この3年間で1000冊以上購入しました。 購入量を増やしてよかったなと思うのは、部屋ひとつがミニ図書館のようになり、本の占める面積が広いので、自然と手に取りやすい環境になったこと。 それまでは図書館でもいいかと思っていたのが、購入量と比例して、本を読む時間が飛躍的に増え、所有する大切さにも気づくことができました。