3年間で1000冊以上購入!? 本好きな子どもの親が「本を読みなさい」と言う代わりにやったこと
「毎月第一土曜日は本屋の日」で娘の本好きが加速!
コロナ禍で始まった我が家の毎月本屋の日、この日のルールは ・お互いが選んだ本に口出ししない ・家族が選んでいる時間は待つ これだけ。今、家族がどんなことに興味があるのかがわかってとっても楽しいですし、それぞれの選書に口を出さないことで、娘も一個人として家族に認められているんだということが伝わるといいなという思いもあります。 家族と一緒に色んなジャンルの棚を見に行くので、興味が広がるきっかけにもなります。
絵本から児童書へ移行するためにやったこと
年長さんごろになると、母としては児童書への移行をどんなふうにしようかなと考え始めたのですが…特にすすめることはせず、絵本の読み聞かせもゆるりと継続。ただ、絵本より少し長いお話を読んでみたいなと思った時用に、公文の推薦図書から選んだ児童書を10冊ほど準備して、棚のお気に入り本の横に配置していました。 転機が訪れたのは小学校入学と共に始まった朝読書の時間。家から1冊本を持ってきて朝10分間読むという小学校の取り組みです。 娘は何を思ったのか初日に「ながいながいペンギンの話」という見るからに長そうなタイトルの児童書を選んでランドセルに入れました。途中で嫌にならないかな?と内心心配になりましたが、何も言わず見守っていると、なんと1ヶ月弱かけてその本を読み終わり持ち帰ってきました。そして嬉しそうに「ママ、1冊読んだよ! 面白いからママも読んでみて!」と教えてくれたんです。 この出来事が自信になったようで、絵本と並行して児童書にも興味を持つきっかけになりました。
気づいたら本がそばにある
我が家では「本を読みなさい」と言う代わりに、生まれた時からなんとなくそばに本がある。お気に入りの本をたくさん読んでもらった。自分の好きな本は本棚の特等席に飾ってくれる。本屋さんに行くって楽しい…という風に日常の一部に読書があるような環境を心がけてきました。 読み聞かせも自分がしんどいときはお休みして、笑顔でたくさん読める時に読んだり…本を読むときは私も娘もリラックスして楽しむということを優先してきました。最近では娘とオススメの本を紹介しあったり、本を買ってカフェでお茶したり、親子というより本好き仲間として楽しめる時間も増えました。これからも、本を介した思い出がどんどん増えるといいなという思いで読書を楽しんでいきたいです。 みなさんはお子さんとの読書タイムにどんな思い出がありますか?
【Profile】たかね(@takane715)
小2女子の母。前職は通信会社の人事本部にて研修に従事。妊娠出産を機に退職。夫の転勤で現在は沖縄在住。 娘のリビング学習の発信を始めたところ、手作り教材の投稿が人気になり、SNSでの総再生回数340万回以上。 現在は、モンテッソーリ教育をベースに環境設定を行いリビング学習を中心に発信中。 キャリアカウンセラー、ファイナンシャルプランナー、整理収納アドバイザー 経営マネジメントゲームインストラクター、モンテッソーリ講師(2024年春資格取得見込み) Instagram:@takane715