「信頼に応える番だ」イタリア代表復帰のケアンが指揮官への信頼強調「僕を奮い立たせてくれる」
フィオレンティーナのイタリア代表FWモイゼ・ケアンが、代表復帰に喜びと気合いを示した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ユベントスの下部組織出身で、2017年7月にファーストチーム昇格を果たしたケアン。しかし、その後はエラス・ヴェローナへのレンタル移籍やエバートンへの完全移籍を経験すると、パリ・サンジェルマン(PSG)へのレンタルを経て昨夏にユベントスへ復帰した。 しかし、ユベントスではセリエAで19試合に出場するも満足行く出番は得られないまま、6月に開催されたユーロ2024のメンバーにも選出されず。今夏の移籍市場では環境を変えることを望み、7月にフィオレンティーナへ完全移籍となった。 この移籍は功を奏する形となり、新シーズンはカンファレンスリーグ(ECL)予選で2試合2ゴール、セリエAで3試合1ゴールを記録。この好調が評価され、今月のインターナショナルマッチウィークではイタリア代表に再び招集されることとなった。 ルチアーノ・スパレッティ監督からも期待を寄せられるケアンは、『Vivo Azzurro TV』にて指揮官への感謝を述べつつ、期待に応えなければならないと意気込んだ。 「監督の言葉は僕を奮い立たせてくれる。良いプレーをしなければとやる気が出てくるよ。僕は監督と良い関係を築いていると思う。彼が僕に多くのことを期待しているのは知っているし、今度は僕が信頼に応える番だ」 「アズーリのキャンプに復帰できてとても嬉しいよ。このユニフォームを着て、チームメイトや監督と一緒に練習して、この色を守る機会を与えられるのは素晴らしい。この数カ月で多くを学び、良いことも悪いことも含め、多くの経験を積めたことが成長につながった」 「僕たちは強力なフランス代表との対戦を控えている。大きな試練となるだろうけど、素晴らしいパフォーマンスを期待しているよ。僕らは準備を整えなければならず、そうするつもりだ」
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