【高校ラグビー】大阪桐蔭CTB名取凛之輔、右膝負傷からぶっつけ本番でも好タックル連発「自分の強み」
◇全国高校ラグビー大会2回戦 大阪桐蔭44―12長崎北陽台(2024年12月30日 花園ラグビー場) 春の選抜大会を制し、史上5校目の「春冬連覇」の期待がかかるAシードの大阪桐蔭が、攻守に長崎北陽台を圧倒。シード校敗退が相次いだ2回戦を順当に突破。元日の3回戦では倉敷(岡山)との対戦を決めた。 伝統のフィジカル、そして今季こだわってきたボールを大きく動かすラグビーを展開。ディフェンスでも強さを発揮し、チームを引っ張る高校日本代表候補CTB名取凛之輔主将(3年)は激しいタックルを連発した。 「ケガとかで離脱もあったので。休んでいた分、しっかりと体を張って、チームを鼓舞して。(部員)75人が一つになって、一戦一戦勝ち抜いていけるようやっていきたい」 名取が試合に出場するのは、11月の大阪府予選・決勝以来だった。12月初旬の練習中に右膝を痛め「後十字靱帯(じんたい)をちょっと断裂していて」と説明。この日は右膝にテーピングを施してピッチに立ち「自分の強みはタックルなので。今日はまだまだだったと思うし、修正していきたい」と今後に目を向けた。