【アストロズ4－9ヤンキース】＠ヤンキー・スタジアム

3安打5打点の活躍を見せたヤンキースのフアン・ソト（MLB Advanced Media）

　日本時間5月9日、4連勝中のヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでのアストロズ3連戦の2戦目を迎え、フアン・ソト、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンの強打者トリオが初のアーチ揃い踏み。9対4で勝利し、連勝を5に伸ばした。ヤンキース先発のカルロス・ロドンは7回途中7安打2失点の好投で3勝目（2敗）をマーク。アストロズ先発のスペンサー・アリゲッティは3本のアーチを浴びるなど5回8安打5失点で降板し、メジャーデビューから4連敗となった。 【動画】ヤンキースのジャンカルロ・スタントンが打球速度119.9マイルの一発を放つ（MLB.comより） 　1回表にカイル・タッカーの11号ソロで先制されたヤンキースだが、1回裏にソトの9号2ランですぐさま逆転。2回裏にソトのタイムリー内野安打で1点を追加すると、3回裏にはジャッジの8号ソロ、スタントンの8号ソロと2本のアーチが飛び出し、5対1とリードを広げた。6回裏にはアストロズ2番手のショーン・デュビンを攻め、ジャッジのタイムリー二塁打などで3点を追加。試合終盤にジェレミー・ペーニャの4号ソロなどで反撃されたが、8回裏にもソトがタイムリーを放つなど、9対4で勝利し、あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めた。 　ソト、ジャッジ、スタントンの3人が同じ試合で本塁打を放つのは今回が初めて。ソトは3安打5打点、ジャッジも3安打3打点の活躍を見せた。また、スタントンの一発は打球速度119.9マイル（約193.0キロ）を計測し、2日連続で本塁打の打球速度の今季メジャー最速を更新。スタットキャスト史上でも5番目の記録となっている。なお、本塁打以外の全打球を含めても、大谷翔平（ドジャース）が記録した119.2マイル（シングルヒット）を上回り、今季メジャー最速の打球である。