【レッドソックス0－5ブレーブス】＠トゥルイスト・パーク

マイナーAAA級に降格となったレッドソックスの上沢直之（MLB Advanced Media）

　日本時間5月9日、レッドソックスは敵地トゥルイスト・パークでのブレーブス2連戦の2戦目を迎え、昨季までチームに在籍していたクリス・セールを攻略できず、0対5で完敗。2連戦をスイープされ、貯金が1に減った。ブレーブス先発のセールは味方の好守に助けられながらも6回103球を投げて被安打6、奪三振10、与四球1、失点0の好投を見せ、5勝目（1敗）をマーク。レッドソックス先発のニック・ピベッタは3本のアーチを浴びて4回7安打5失点で降板し、2敗目（1勝）を喫した。 【動画】ブレーブスのマーセル・オズナが2本塁打を放つ（MLB.comより） 　レッドソックスは1回表二死2・3塁の先制機を逃すと、先発のピベッタが1回裏にマーセル・オズナの11号3ラン、オーランド・アルシアの3号ソロと二者連続アーチを浴びて4失点。3回裏にはオズナにメジャー単独トップとなる12号ソロを浴び、ピベッタは4回7安打5失点でマウンドを降りた。反撃したいレッドソックス打線だったが、5回表無死1・2塁の好機も生かせず、6回表にはギャレット・クーパーの本塁打性の打球を左翼ジャレッド・ケルニックに好捕されるなど、結局最後まで得点を奪えず。0対5で7安打完封負けとなった。 　なお、レッドソックスは故障離脱していたピベッタが復帰したことに伴い、上沢直之をマイナーAAA級に降格させた。日本時間4月29日に初昇格を果たし、日本時間5月3日のジャイアンツ戦でデビューして2イニングをパーフェクトに抑えた上沢。翌日のツインズ戦でも2イニングを投げ、2安打1失点だったが、それ以降は登板機会がなかった。故障者の発生などによる再昇格のチャンスを狙い、再びマイナーAAA級でアピールを続けていくことになる。