「大谷翔平が魔法の力を発揮した」ドジャースに惜敗し、パドレス・メディアが意気消沈「主役はオオタニだった」
現地9月25日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でサンディエゴ・パドレスと対戦し、4対3で勝利した。ナ・リーグ西地区首位のドジャースは2位パドレスとのゲーム差を3に広げ、また優勝マジックを2とした。 【動画】決勝タイムリーの大谷は雄叫びを上げながら一塁へ ドジャースとパドレスの首位争い3連戦の2戦目。前日の初戦を落としたドジャースが初回に先制する。1番の大谷翔平が四球で出塁すると、2死二塁から4番テオスカー・ヘルナンデスが適時中前打を放って大谷が二塁から生還した。 4回には大谷がバットで魅せた。2対2で迎えた2死一、二塁の場面で打席に入ると、右翼フェンス直撃の弾丸ライナーを放ってみせた。二塁走者のギャビン・ラックスは生還したものの、打球速度が速すぎたため一塁走者のミゲル・ロハスは三塁でストップ。大谷の適時二塁打でドジャースが3対2とふたたびリードを奪った。 試合を決めたのも大谷だった。3対3で迎えた6回。4回と同じ2死一、二塁で打席に立った大谷は、5球目を中前にはじき返してふたたび適時打をマーク。打った瞬間に内野を抜けると確信した大谷は、雄叫びを上げながら一塁まで走った。大谷はこの後に盗塁を成功させ、イチロー氏が持つMLB日本人記録の盗塁数56に並んでいる。 大谷の一打が決勝タイムリーとなり、ドジャースがパドレスに勝利。こうした結果を受けて、パドレスの地元メディア『Times of San Diego』は、「パドレスがドジャースに3対4で敗れた。ショウヘイ・オオタニが魔法の力を発揮した。LAは地区優勝まであと1勝に迫った」と意気消沈した。 同メディアが特筆したのは大谷の活躍だった。「主役を務めたのはオオタニだった。6回に決勝点となる勝ち越しタイムリーを放ち、さらにシーズン56個目の盗塁も決めた」と、試合を決定付けた大谷の一打とその後の盗塁を伝えている。 ナ・リーグ西地区で首位を争う両チームのゲーム差は3に広がり、ドジャースの優勝マジックは2。翌26日のパドレス戦に勝利すれば、ドジャースの地区3連覇が決定する。 構成●THE DIGEST編集部
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