ChatGPTやGemini、【対話型AI】の私の使い方
ChatGPTやPerplexity、Gemini、Claude……これらは最先端の対話型AIたちです。皆さん、活用していますか? 今回は、私も日常的に利用している対話型AIの身近な使い方のヒントをご紹介します。 【写真】「友達との食事のお店を探したい」Geminiに聞いてみると?
AIの進化は止まらない
1年ほど前の対話型AIでは「嘘を言う」といった問題もよく耳にしましたし、AIへの指示である「プロンプト」にはさまざまな作法があり、思い通りの振る舞いをさせるのは難しいものでした。しかし、対話型AIは驚くべきスピードで進化しています。この記事の内容もすぐに古くなるかもしれません(笑)。 もちろん、より的確な振る舞いを引き出すためのコツはありますが、最近ではカジュアルな問いかけにもある程度的確な答えを返してくれるようになってきています。
各種GoogleサービスとつながるGemini
GoogleのGemini(ジェミニ/ジェミナイ)は、GmailやGoogleマップやGoogle ドライブといったGoogleの各種サービスとの連携を強化しています。例えば「友達との食事のお店を探したい」といった時、以前のChatGPTなどでは存在しないお店を紹介されることもありましたが、GeminiはGoogle Mapから情報を取得することができるので、より正確で適切な情報を提供してくれます。場所、メンバー、食べたいものを伝えるだけで、マップ付きでお店候補を提案してくれるんです。
PDFや写真の内容も理解してくれる
また、多くの会話型AIで、外部ファイルを読み込むことができるようになっています。例えば、家電の説明書PDFをアップロードして、「この機能ってどう使うの?」と尋ねれば、必要な部分をササッと見つけて教えてくれたり。
写真を読み込ませれば、それに何が写っているのか、ということまで認識してくれます。例えば「SNSに投稿する文章が思いつかなくて、なかなか更新頻度が上げられない!」なんて時、投稿しようとしている写真と伝えたい内容を伝えれば、キャプションとハッシュタグを生成してもらうこともできます。もっと細かく自分のスタイルや与えたい印象を示した言葉を加えることで、精度を上げられるはず(Instagramから自分のアカウントのデータを読み込めるようになれば、さらに便利になるのになー、と思ったり)。 そして、提案された内容をそのまま使うのではなく、必要に応じて修正を加えることで、より質の高いコンテンツを作ることができます。AIを活用することで、ゼロからアイデアを考えるのではなく、ある程度形になったものからスタートできるので、思考の効率化にもつながります。