「100%残ると…」鎌田大地の去就についてラツィオSDが明言。不振脱却で「運命は…」
ラツィオのスポーツディレクター(SD)を務めるアンジェロ・ファビアーニが、同クラブ所属のMF鎌田大地の去就について現地時間16日、イタリアラジオ局『Radiosei』のインタビューに答えた。鎌田の去就を巡っては、これまで憶測の域を出なかったが、クラブの強化責任者が、はじめて自身の言葉で残留を明確に述べた。 【一覧表】欧州日本人、夏の移籍情報はこちら! アンジェロ・ファビアーニSDは、ラツィオ専門のラジオ局の独占インタビューに応じ「運命は鎌田の手に委ねられている。彼の関係者と最近話をしたが、鎌田はラツィオに残ることにとても満足していると、わかった。現時点でその関係者は鎌田が100%ラツィオに残ると言っている。状況は常に変化する可能性があるが」と激白。去就が不透明となっている鎌田が、来季もプレーすることは間違いないとはっきりと答えた。 鎌田は、マウリツィオ・サッリ前監督政権下では出場時間が短く、契約が満了となる今季限りでの退団が確実視されていた。しかし、3月18日にイゴール・トゥドール監督が就任すると、状況が一変。リーグ戦7試合連続でスタメン出場を果たし、メディアからはパフォーマンスを絶賛されている。出場機会が増え始めると、鎌田が1年間限りの契約延長を希望していると報じられていたが、ここにきて鎌田の心境にさらに変化が生じ、移籍時に結んだ契約条項の通り、3年間の契約延長オプションを望んでいるとも伝えられている。シーズンの佳境を迎え、鎌田が来季もラツィオでプレーすることが確実となってきたようだ。
フットボールチャンネル編集部