巨人は大ベテランとなった坂本勇人が復活するか?来年36歳の丸は300本塁打まであと17本
和田 毅(浜田出身/ソフトバンク)や青木 宣親(日向出身/ヤクルト)といったベテラン選手たちが今シーズン限りで現役を引退した。現時点で各チームのベテラン選手はどのような状況なのだろうか。35歳以上(2025年の満年齢)のベテラン選手たちを球団ごとに調べてみた。 【動画】2年冬に退部騒動!?巨人・坂本勇人(光星学院)の高校時代 巨人は阿部 慎之助監督元年だった今年、2020年以来4年ぶりにセ・リーグを制した。 そんな巨人は長野 久義(筑陽学園出身)がチーム最年長だ。12月に40歳となるベテランは、チーム唯一の40代となる。今年は開幕から一度も降格することなく一軍に帯同。しかし54試合の出場で打率.258(89-23)にとどまり、本塁打はキャリアで初めて0本に終わった。しかし代打としては打率.273(33-9)、出塁率.351、得点圏打率.318と存在感を見せている。来年も勝負どころでの一打に期待がかかる。 坂本 勇人(光星学院出身)が長野に続いてチーム2位の年長者となる。今年12月に36歳となる坂本は109試合に出場するも規定打席には7打席届かなかった。また打率.238(395-94)もキャリアワーストと不本意なシーズンだった。サードへコンバート2年目となる来年は復活を期する1年となる。 長野と坂本の2人に続くのが来年36歳の丸 佳浩(千葉経済大付出身)と小林 誠司(広陵出身)だ。丸はシーズン中盤から1番に定着。138試合の出場で打率.278(525-146)、14本と結果を出した。通算283本塁打と節目の300本塁打まであと17本。来年もシーズンを全うし大台に乗せたいところだ。 小林は前年の21試合からは大きく出場を伸ばすも42試合の出場にとどまった。来年も正捕手というよりは、大城 卓三(東海大相模出身)や岸田 行倫(報徳学園出身)らのバックアップとしての役割が求められることが濃厚。困ったときのベテランという立場でシーズンを通して一軍で過ごすことができるか。 投手で菅野 智之(東海大相模出身)が海外FA権を行使したことによって35歳以上のベテランは1人もいない。近藤 大亮(浪速出身)が34歳で最年長となる。 <巨人における2025年シーズン満35歳以上の選手> ※()は2025年の満年齢 長野久義(41歳) 坂本勇人(37歳) 丸佳浩(36歳) 小林誠司(36歳)