品川ファインセラミックス 新工場建設へ用地契約
品川リフラクトリーズは16日、子会社の品川ファインセラミックス(品川FC)が生産基盤整備と生産能力拡大へ設備投資を決定、新工場建設の事業用地の定期借地契約を結んだと発表した。2026年度最終の3年計画の3年間で30億円を投じ、能力、品質、コスト競争力を強化する。投資効果を引き出し、半導体製造装置の設計、アセンブリー、検査事業を含め、関連市場に浸透する。27―30年度の次期中計では今回の投資による生産基盤をベースにさらに成長投資を実施、航空宇宙・エネルギー関連など成長分野に本格参入する。