【おしゃれな人の結婚指輪】ベーシック派が魅せる晩夏のジュエリースタイル
おしゃれなあの人は、人生の節目でどんなジュエリーを選んで、どう取り入れている? 素敵な結婚のストーリーとともに語られるのは、ウェディングリング購入の決め手やデイリーの手元スタイル、今の気分を反映したコーディネートなど。ファッションプロのおしゃれ技を見逃さないで。 【写真】おしゃれな人が選んだ結婚指輪&着こなしを見る
少数精鋭でこそ際立つバランス感覚
ニットデザイナー 井上希代香さん(@kykph) ニットデザイナーとして活躍する井上希代香さんは、2021年の夏に同僚のパートナーと結婚。自身の誕生日にサプライズでプロポーズを受けたのだとか。 井上さん:「コロナ禍でどこにも行けずに退屈な夏休みになるだろう、と心づもりしていたところ、都内のホテルステイを提案してくれたんです。レストランでディナーを楽しんでいたら、彼が高価なノンアルコールビールを何杯も飲み出して……緊張感が伝わってきて、プロポーズかなと勘づきました(笑)。大きな花束と一緒に指輪を渡されて、幸せな時間を過ごせました」。
その際エンゲージメントリングとして贈られたのは、一粒ダイヤモンドが輝くカルティエの「1895 ソリテールリング」。デイリーで使うマリッジリングは、プロポーズの後日、パートナーと相談して「1895 マリッジリング」に決定したのだとか。 「毎日つけることを想定して、シンプルで普遍的なデザインを求めていました。色は肌になじむイエローゴールドで即決。主張しすぎないいちばん細いサイズを選び、太さ違いで夫もお揃いに。クラシックでタイムレスな魅力があるプラチナの婚約指輪とも相性がよく、気に入っています」。 パートナーから誕生日プレゼントで贈られたティファニー「ボーン カフ」や、20代最後に30代へ向けた決意を込めて選んだラージサイズのシャネル「ココ クラッシュ リング」、3色のミックスされたゴールドが手元のカラーを中和してくれるというカルティエ「モノストーンリング」など、彼女のジュエリーコレクションには、ひとつひとつに大切な思い出やこだわりが詰まっている。