空前の男子バレー旋風に柔道女子も虜？ ７８キロ超級・素根輝、４８キロ級・角田夏実が言及 試合中の「あの雰囲気いいな～」
空前のフィーバーを巻き起こしているバレーボール男子日本代表は、ともにパリ五輪で表彰台を目指す柔道女子たちの刺激にもなっている。 【写真】勝利し笑顔で記念撮影に臨む、バレーボール男子の日本代表チームの選手ら 柔道女子日本代表は２６日、東京都北区の味の素トレーニングセンターでの強化合宿を報道陣に公開。選手たちは先日まで福岡でも行われた、バレー男子のネーションズリーグについて熱く語った。 ７８キロ超級で五輪連覇を狙う素根輝（２３）＝パーク２４＝は、地元福岡の会場に殺到する女性ファンの熱気が、テレビ画面を通して「ずっと伝わってきました。本当にあの盛り上がりはすごかった。一度観戦したい気持ちになりましたよ！」と明かし、「まだ〝推し活〟したい選手はいないんですよ～」と頬を緩める。 ４８キロ級で五輪初出場の角田夏実（３１）＝ＳＢＣ湘南美容クリニック＝は、テレビ中継のゲストとして４日のイラン戦で現地から生出演。試合中でも「ブーイングが多い」という柔道と違い、劣勢でも常に選手の背中を後押しする応援を目の当たりにし、「あの雰囲気は点を取られても『ドンマイ、次！』という流れになる。何かいいな～」と感銘を受けたという。五輪開催国のフランスは日本に並ぶ柔道大国。完全アウェーの空気の中での試合が予想され、「相手選手の気迫、パワーが増す怖さもある」と警戒しつつも、男子バレー勢の奮闘を見て「イメージはできたかな」と参考にしたい考えだ。 （山戸英州）
