イスラエルによる30回以上の空爆で70人以上が死亡 子供と女性を含む10人が犠牲 パレスチナ・ガザ地区
パレスチナのガザ地区で2日、イスラエルによる空爆が複数箇所であり、70人以上が死亡しました。 イスラエル軍は2日、ガザ南部ハンユニスにある「人道地区」を空爆し、ロイター通信によるとテント内にいた子供と女性を含む10人が犠牲になりました。 「人道地区」とは住民の避難先としてイスラエル軍が指定しているエリアで、避難民のテントが密集しています。 イスラエル軍は、この攻撃はイスラム組織ハマスのテロリストに対して実施したもので、事前に民間人への危害を軽減する対策を行ったと主張しています。 ガザの自治政府によりますと、イスラエル軍は24時間でガザ地区に30回以上の空爆を行い、70人以上が死亡したということです。 ガザの保健当局は2日、2023年10月の戦闘開始以降、ガザ側の死者が4万5581人になったと発表しています。
フジテレビ,国際取材部
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