インターネットで「夜道の猫探し」のバイトを発見! かなり怪しいけど、これって「闇バイト」なの? 危険な求人の見分け方を解説
世の中には、思わず二度見してしまうような求人が存在します。例えば、最近SNSを騒がせた「夜道を歩いて猫を探す」というバイト。 仕事内容は「猫を見つけたら地図上にマークすること」で、「情報漏えい防止のため、携帯や荷物は預けてもらうこと」などの条件があります。散歩して猫を見つけるだけでお金をもらえるなんて、楽だと思うのではないでしょうか。しかし、なぜ携帯や荷物まで預ける必要があるのか、なぜ夜道限定なのか、という点に怪しさを感じる人もいるでしょう。 本記事では、この「夜道の猫探しバイト」を題材に、危険な求人の見分け方について掘り下げていきます。インターネットが普及した現代だからこそ、私たちは“情報のわな”に気をつける必要があります。その注意ポイントを一緒に考えてみましょう。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
夜道の猫探しバイト、その違和感の正体
最近ネットを騒がせたバイトの、「猫を探すだけでお金がもらえる」という内容は一見シンプルです。しかし、そこに「荷物を預ける」条件が加わると、話が変わってきます。 携帯電話を持たない状況で夜道を歩くというのは、安全面からしても無理がありますし、万が一トラブルに巻き込まれても連絡手段を失っているわけですから、助けを呼ぶこともできません。さらに、「情報漏えい防止」という理由自体がぼんやりしています。いったい何の情報が漏れると困るのでしょうか。 こうした違和感の背景には、雇用者側が意図的に情報を伏せている可能性があります。つまり、私たち応募者はその「隠された意図」を見抜く必要があるのです。
怪しい求人の見分け方
世の中には「こういう求人には手を出すと危ない」という暗黙のルールが存在します。それを知らずに応募してしまうと、最悪の場合、闇バイトとして犯罪の片棒を担ぐリスクすらあるのです。ここでは、怪しい求人の典型的な特徴を5つ挙げてみます。 (1)仕事内容が具体的でない 夜道を歩いて猫を探すという業務内容自体が曖昧です。猫を探してその情報をどう活用するのか? 応募者がその目的を知る術がない場合、それが安全な仕事だと言い切るのは難しいでしょう。 (2)過剰な報酬設定 今回の猫探しに限らず、「短時間で高額報酬」というフレーズは、人間の弱みにつけ込む典型的な手法です。労力に見合わない金額が提示されているときは、その背景にリスクが潜んでいると考えましょう。 (3)個人情報や携帯の預け入れが必要 夜道の猫探しバイトが特に怪しく見える理由は、ここにあります。通常のアルバイトで、携帯電話や荷物を預ける必要がある仕事はほとんどありません。あったとしても、職場にあるロッカーにしまっておくなどが普通でしょう。このような条件がついている場合、その意図を冷静に考えるべきです。 (4)勤務地や雇用主の情報が不明瞭 面接場所や勤務地がぼかされている求人は、応募者を無防備な状態で危険な場所へ誘導する可能性があります。こうしたケースでは、応募前に詳細情報を確認し、それが得られない場合は断る勇気を持つことが大切です。また、SNSやメッセージアプリを指定される場合も気をつけたほうが良いでしょう。 (5)応募条件が極端に緩い 誰でもできる簡単な仕事、未経験歓迎、などのフレーズも注意が必要です。特に「深夜に一人で行う」という条件が付く場合、それがどれだけ危険な状況を生むかを想像しなければなりません。
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