“美しいマシン率”も高い? 鮮やかなグリーンでF1を彩ったマシンたち
チームの名称変更に併せて、マシンカラーリングを赤からライトグリーンに大きく変更したステークF1。これまでの歴史を振り返ると、様々なライトグリーンのマシンがF1界を彩ってきた。今回はその一部をギャラリー形式で紹介する。 【ギャラリー】赤から緑にイメージ一新! アルファロメオ改めステークF1が新車『C44』を発表 ■ジョーダン191(1991年) “美しいF1マシン”を巡る議論で必ずと言っていいほど名前が挙がるのがジョーダン191だ。この年のジョーダンは発足初年度ながら計7回の入賞を記録。あのミハエル・シューマッハーがベルギーGPで鮮烈なデビューを飾るなど、パフォーマンスの面でも記憶に残る1台だ。翌年からジョーダンは、青をベースとしたカラーリングの変更した。
■ケータハムCT05(2014年)
小林可夢偉のF1最後のマシンでもあるCT05。2010年に発足したロータス・レーシングを源流に持つケータハムにとっても、最後のマシンとなった。この年から導入されたレギュレーションに準拠するため各チームのノーズセクションは独特な形状となったが、ノーズの先端に棒が突き刺さったようなケータハムのデザイン(シーズン途中に修正)は特に話題を呼んだ。
■ジャガーR5(2004年)
2000年から2004年にかけてF1を戦ったジャガーも、ブランドを代表する鮮やかなグリーンのマシンで参戦したF1チームとして有名だ。スチュワートをフォードが買収する形で発足したジャガーは、優勝こそ記録できなかったものの中堅チームとして活躍。イギリスのミルトンキーンズを拠点に置いた同チームは2005年にはレッドブルに買収され、その後F1で数多くの功績を残していくことになる。
■アストンマーティンAMR21(2021年)
ステークと並び、現在進行形でグリーンのマシンを走らせているチームがアストンマーティンだ。同チームはかつてのレーシングポイントが改称する形で2021年から始動。以来、アストンマーティンのコーポレートカラーであるブリティッシュグリーンを採用している。この緑は光の当たり方などのシチュエーションによって見え方が異なるが、晴天の下では明るく鮮やかな印象を持たせる。