リカルド「2列目は最高だ!本当に良い気分」スプリント予選で4番手の大躍進…アップデートでマシンに明確な手応え|F1
2024年の第6戦マイアミGPスプリント予選を終え、SQで4番手と大躍進を見せたビザ・キャッシュアップRBのダニエル・リカルドが、金曜日のセッションを振り返った。 【動画】マイアミGPスプリント予選のトップはフェルスタッペン!まとめきれない中でも全セクター最速で周回 RB勢のマシンはマイアミのトラックで速さを示しつつあり、一度のFPではともにミディアムタイヤを装着して角田裕毅は8番手、リカルドは11番手だった。 続くスプリント予選では角田がミディアムタイヤを温存する形でSQ2でワンアタックに出るも、このフライングラップでトラックリミット違反となり、SQ2でタイムなしの15番手。一方でリカルドはSQ2でも上位勢に迫る速さを見せ、SQ3ではアストンマーティン勢やマクラーレン勢を上回り、SQ3での4番手となった。スプリントレースでリカルドはマックス・フェルスタッペン、チャールズ・ルクレール、セルジオ・ペレスの後ろ、4番グリッドからレース開始となる。 リカルドは「2列目は最高だ!今日は本当に良い気分だよ。クルマには自信がある」と大満足の内容だったと回顧している。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。 「チームはここ数レースでアップデートを投入してきて、中国での前レースでは僕のシャシーが変更となった。そしてここ、マイアミでは新しいフロアがもたらされた」 「状況は好転しつつあるし、今日チームと自分自身が成し遂げたことを、とても誇りに思っている」 「1周目でミスはあったけれど、SQ1からは良いセッションができていた。それで良いラップを見つけ、SQ2からビルドアップしていった。(SQ3の)ソフトコンパウンドならもっと速くなるだろうと予想できていたし、自分のアタックラップが4番手まで届いたことに驚きも感じている」 「そのかわり、ソフトタイヤはミディアムと比較してそれほど多くのプラスがあったようにも思えなかった。実際に走行していて、2度ウォールに触れたからね」
そしてリカルドは4番手からスタートするスプリントに向けて意欲を示している。 「僕はチームにすべてを出し切るつもりだと伝えた。スプリントレースで何が起こるかぜひ見てみよう。前のグリッドからスタートできるのはとても良いことだよ」 「レーススタート後、混乱に巻き込まれるようなことがなく、周回を重ねられるように持ち込みたい。スプリントレースでは何としてもポイントを獲得したいね」