大阪・平野の「だんじり」9町が熱く踊り練り歩く
大阪市平野区内をだんじりが曳行することで知られる「杭全(くまた)神社 平野郷夏まつり」が12日、同区内中心部などで行われ、9町のだんじりが商売繁盛、家内安全などを祈願して練り歩いた。 【動画】平野区のだんじりが曳行 太鼓や鐘の音、踊る掛け声などが響き渡っていた
このまつりは、商売繁盛、家内安全などを祈願して300年以上の歴史を持つと言われている。12日夜には、区内のだんじりが南港通に集結する「九町合同曳行」が行われ、南港通には地元だけでなく、他県からも見物人が来るほど毎年にぎわいをみせた。 奈良市から来たという会社員の男性(45)は「コロナ禍も落ち着いたので久しぶりに来ました。こういう祭りは活気があっていいですね。暑い中、みんなが元気に踊る姿は圧巻ですね」と話していた。 13日には杭全神社前で宮入などが行われる。