共働き、思いきって「やめた家事」。丁寧な食事をつくることをやめたら節約に
暮らしを上手にまわすために、家事コツ系の記事を読むものの、自分にはちょっと続かないかも。そんな風に感じたことがある人もいるかもしれません。ライターとして多くの取材執筆をしながら、家事もこなしているESSEオンラインライターも、「自分に合わない家事コツを実践しても、毎日の生活をラクにするために役立てられていないことに気づきました」と語ります。いろいろ試行錯誤した結果、「手放してよかった」と思った家事について紹介します。
手当たり次第の「家事コツ」を実践。でも、どんどん苦しくなっていった…
共働きのわが家。仕事をこなしながら家事も行うのは、私にとってはけっこうな重労働です。昼間は仕事から手が離せないし、夕方から夜にかけて行うといっても、時間の関係でやりたいことすべてをこなすことはできません。 家のことをこなしていくには、とにかく時間がないと感じていました。「少しでも毎日の家事がラクになるならば」と思い、手当たり次第に家事コツ系の記事を読み漁っては実践をしていくことを続けていました。 でも、あるときふと「もしかして自分で自分の首を絞めているのではないか?」と思うようになったのです。そもそも自分の生活スタイルと合わなかったり、性格や性分に合わないこともあります。家事コツ系の記事に書かれているのはすべて“アイデア”であり、それが正解ではないと気づきました。
ルーティンが苦手な私がやめてよかった家事4つ
私の場合は以下の4つをやめたところ、生活がラクになっただけでなくお金の節約にも役立つものもあり、思わぬメリットも実感しました。
●週末のつくりおき
大量のつくりおきをしても、仕事の都合などで予定が変わり、外食やテイクアウトになってしまい、食べきれないことが多くありました。時間もお金ももったいないと感じ、今ではあまりつくりおきをすることをしなくなりました。
●一汁三菜つくること
「栄養バランスを考えなくては!」と一汁三菜を意識しながら食事をつくっていましたが、それがプレッシャーで料理がどんどんおっくうになることも…。丼ものや具だくさんのみそ汁などを入れながら品目を減らしたら、料理の手間と気持ちの負担も減りました。そしてうれしいことに、一食あたりの食費も少し安くなりました。