TAKAみちのく勝負の11.1後楽園ホール大会!稲葉あずさはリベンジ宣言「JTOの顔になる」AoiとのQUEEN戦で未来を掴めるか?
大会全体の見どころと若手選手の台頭
JTO GIRLS選手権 TAKA「これは山縣(優)がAoiから函館で北海道対決を制してベルトを奪取したんです。Aoiが防衛するだろうと思っていたら取られてしまった。山縣は20何年のキャリアですけど、JTOに来て何度となく戦って敗れてしまったともかとやりたいと逆指名で組まれた試合です。過去にQUEENをかけてJTOルール(フォールが無いルール)では何度もやってますけど、通常ルールでのタイトルマッチは初ですので新鮮な戦いになると思います」 KING OF JTO TAKA「これは異例なんです。ランキング1位、KINGのファイヤー勝己に対してKEITAがランキング9位なんです。これは武闘集団「明王」の作戦で、ずっとよってたかって全員でファイヤーの足を痛めつけているんです。10月のタッグトーナメントから全て対明王で、全員が左足を狙っていて、ファイヤーも左足を引きずる状態です。だからここは明王はセコンド総出であの手この手を使ってファイヤーを引きずり落としにくるんじゃないかなと思っています。JTOではセコンドの介入を一切許さないようにしていますがなにをしてくるかわからないですよね」 TAKAは「この大会でKINGとQUEENのタイトルマッチはどちらをメインイベントにするはギリギリまで考えています」とすると稲葉は「GIERLSでしょ。未来のあるあずさじゃなきゃダメです」とアピールした。 UWA世界ライトヘビー級選手権 TAKA「これは元々、メキシコから派生して男子のベルトだったんですけど、気づいたらなんでか女子にいっててですね。柳川澄樺が巻いて、神姫楽ミサに移って、何のベルトかよくわからなくなっている状況で、挑戦したいという選手がわしゃわしゃ出てきたので、男女混じってになり、「やるのはいいけど神姫楽ミサ式バトルロイヤル」という特殊なルールが採用されています。神姫楽ミサ式のルールとは、神姫楽ミサがイノシシのマネをしているんですけど、決め技の前にイノシシのポーズをしないといけないっていう、どんなルールだよっていうルールで行われます」 JTOタッグ選手権 TAKA「10月にタッグのタイトルを新設して、JTOタッグ選手権王者決定1DAYトーナメントが行われました。8枠のうち明王から3チームが参戦して、2枠は当日のタッグバトルロイヤルを勝ち上がったやつが出れるとしていて、塚本竜馬とヒロ飯島が、予選から勝ち上がって、初代チャンピオンの座を手にしました。塚本は所属選手ではなく、予想外の結果となり、そこに待ったをかけたのが、ヒロ飯島とライバル関係にあるこの2人が挑戦させろと言って組まれました」と説明し、タッグのベルトができたことにより色々と枠が広がってきたとカードの充実ぶりが見てとれる。 後楽園大会には、JTOの若手メンバーも登場予定だ。若手選手たちの試合も大会の見どころの一つであり、TAKAは「若手が大会の主役になることを願っています」と期待を寄せた。JTOでは、若手の育成にも力を入れており、次世代のスターが次々と育成されている。TAKA自身も「若手の成長は団体の未来にとって重要な要素です。彼らが大会を引っ張る存在になることを楽しみにしています」と語り、若手選手たちへの期待を表明した。 また、団体としても若手選手に多くの機会を提供しており、その成果が今大会でどのように発揮されるのかが注目されている。若手が活躍することはJTO全体の成長にもつながり、ファンにとっても新たな才能の発見となるだろう。 JTOとして勝負の後楽園大会 今回の後楽園大会を開催するにあたりTAKAは代表としての顔を見せ「今回もうこれは駄目だっていう風になったら、しばらく後楽園はやめます。やっぱり身の丈に合ってないなっていうのはずっと感じてたんですけど、それでも後楽園ホールを所属選手に経験させたいなと思って、無理してやってきたんですよね。赤字になろうが何しようが。だけど、ちょっとさすがに、会社の運営状態考えたら無理してやって会社が傾いたら意味ないなということで、今回は勝負の後楽園大会ですね」と覚悟を語った。 団体の未来とファンへのメッセージ 稲葉は、最後にファンに向けてメッセージを送った。「JTO女子部門は今後もさらなる高みを目指して全力で挑戦していきます。後楽園ホールでの戦いをぜひ見届けてください」と意気込みを語り、ファンに対する感謝の気持ちを表した。さらに、「Aoiへのリベンジを果たし、JTOの顔となるために全力で戦います」と決意を示した。 一方、TAKAみちのくも「団体全体としてファンを驚かせる大会にしたいと思っています。新しいJTOの可能性を見せる大会にしますので、どうぞご期待ください」と語り、JTOが新たな局面を迎える姿勢を明確にした。 JTOの11月1日後楽園ホール大会は、団体の未来を感じさせる意義深い大会となりそうだ。女子部門の成長、若手選手の台頭など、さまざまな見どころが詰まった本大会に注目したい。 インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)
プロレスTODAY
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