世界が注目! “クールジャパン”キックスのトップランナー「アシックス」の定番・新名作スニーカー5選
4.「GEL-NYC 2055」 ■ Y2K世代のランニングシューズ3足をマッシュアップ 独自性あふれる機能とデザインでファッション界からも熱視線を浴びるアシックス。これに呼応するように、スポーツとは異なる文脈からも新たな名作が誕生している。近年のスマッシュヒットの筆頭株である「ゲル NYC」もその1つだ。 シュプリームの元ディレクターでもあるデザイナー、アンジェロ・バクの手により、Y2Kのランニングシューズにオマージュを捧げた本モデル。2000年代初頭の「ゲルニンバス 3」から題を取ったアッパーに「ゲル MC プラス V」の要素を注入。足元を支えるツーリングには「ゲルキュムラス 16」のものを採用し、快適性を担保しながらも先進的なスタイルを追求している。 この新色では、軽快かつクリーンな印象を与えるホワイトメッシュにメタリックシルバーのアシックスストライプを載せることで、見事に2000年代の空気感を演出してみせた。
5.「GT-2160 NS」 ■ 工業プロダクトのように美しく実用的なニューフェイス ラストは今季デビューしたばかりの新顔が務める。2010年代前半に発売された「GT-2000」シリーズの機能的なデザインランゲージを踏襲して開発された「GT-2160」だ。 メッシュ素材のアッパーやなめらかなシルエット、さらに前足部に配された波状のデザインなど、当時の空気感を具現化したかのようなテクニカルな見た目とミッドソールのセグメント構造やGELテクノロジーの組み合わせといった技術面。その両方がシェイクハンドすることで、まるで工業プロダクトのように美しくも実用的な1足が誕生。 しかもこちらは、自然界に見られる様々な色合いとアウトドアウェアの色使いからインスピレーションを得た“アースウェアパック”からのエントリー。シームレスなパーツ構築と同系色のカラーブロッキングによって、テッキーな姿にも磨きがかかっている。
TOMMY