【横浜DeNAベイスターズ】ドラ1ルーキー・度会隆輝、最多勝左腕・東克樹に期待 | 注目選手・予想ローテーション・予想オーダー | 2024プロ野球選手名鑑
各球団から投打のキーマンをピックアップしつつ、予想ローテーション・予想オーダー、そしてオフシーズンの補強・移籍などを網羅した2024年のプロ野球選手名鑑。本記事では横浜DeNAベイスターズを紹介する。 三浦大輔監督就任3年目の昨季はセ・パ交流戦で優勝したものの、夏場以降に失速して3位に終わったDeNA。このオフは今永昇太やソト、バウアーといった主力が退団。一方で新戦力や若手が春季キャンプから躍動を見せている。悲願の優勝へ向けて、チームの進化を見せるシーズンとなるか。
注目選手
投手:東克樹 投手の注目は東克樹。トミー・ジョン手術から完全復活を果たした昨季は、24試合(172回)で16勝3敗、防御率1.98、133奪三振をマークし、最高勝率(.833)、最多勝、ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。チームの最多勝は1993年の野村弘樹以来30年ぶりの快挙となった。 2018年には11勝を挙げて新人王に輝いた東だが、故障などもあり2年連続で好成績を残したことはない。昨季は精密機械ばりの制球力を武器に抜群の安定感を誇った左腕にとって、真価を問われるシーズンとなる。 エースの今永昇太、サイ・ヤング賞投手のバウアーが抜けた今季は、開幕投手にも指名されており、大黒柱としての活躍が求められる。昨季同様、山本祐大とのバッテリーでのお立ち台に期待が集まる。 野手:度会隆輝 野手は2023年ドラフト1位で入団した度会隆輝に注目したい。その圧倒的なキャラクター、スター性から入団前から球団イベントに出演した渡会だが、野球の実力も本物だ。春季キャンプ、オープン戦から猛アピールし、オープン戦では16試合で打率.434(53打数23安打)で首位打者に輝いた。 この結果を受け、三浦大輔監督も「開幕1番で行きます」でのスタメン起用を名言した。打撃だけでなく思い切りの良い走塁でもアピールし、積極走塁を掲げるチームにとって新たなピースとなっている。 今季のDeNAは度会だけでなく石上泰輝、松本凌人もオープン戦で結果を残して開幕一軍を掴んだ。DeNAを牽引する新星たちに注目だ。