【横浜DeNAベイスターズ】ドラ1ルーキー・度会隆輝、最多勝左腕・東克樹に期待 | 注目選手・予想ローテーション・予想オーダー | 2024プロ野球選手名鑑
予想ローテーション
開幕投手を務めるのは昨季最多勝&最高勝率の左腕・東克樹。今季は各球団のエース級との投げ合いが続くことが予想されるが、昨季の安定感があれば安心してエースを任せられる投手だ。 2戦目には変則右腕の平良拳太郎、3戦目には右腕の大貫晋一が登板見込み。平良は昨季、間隔を空けながらの登板だったが11試合で4勝4敗、防御率3.49をマーク。トミー・ジョン手術からの復活を果たした。今季は中6日のローテーションを守りたい。大貫は2度の二桁勝利を記録するなど実績充分。今季は自身初の規定投球回をクリアしたい。 開幕2カード目には新外国人のジャクソン、左腕の濱口遥大、新加入のアンダースロー右腕・中川颯が登板しそう。いずれもオープン戦で好投してローテ入りを掴み取った。オリックスを戦力外になり加入した中川颯は地元・桐光学園出身。ファンからも大きな期待が寄せられている。 この他にもFA権を行使して残留した左腕の石田健大、2021年ドラフト1位の小園健太、前ソフトバンクの森唯斗、新外国人のケイらがローテ入りを狙う。 1:東克樹 2:平良拳太郎 3:大貫晋一 4:ジャクソン 5:濱口遥大 6:中川颯
予想オーダー
今季のDeNA打線は持ち味の打力に、スピードも加わり破壊力を増しそうだ。その象徴となるのが開幕で1番スタメンが決まっているドラフト1位ルーキーの度会隆輝(右翼)だ。その卓越した打撃技術と思い切りの良い走塁、底抜けの明るさは切り込み隊長に適任と言える。 中軸を任される佐野恵太(左翼)、牧秀悟(二塁)、宮﨑敏郎(三塁)はコンディションさえ問題なければリーグ屈指のクリンアップとなる。長年在籍したソトが抜けたが、一塁には外野から内野にコンバートされたオースティンが入る。来日以来、故障に悩まされ続けた助っ人だが、度会、オースティンの1、2番が機能すれば超攻撃的な布陣が完成する。 中堅の梶原昂希は圧倒的な身体能力が武器のロマンタイプ。レギュラーに定着できれば大化けが期待できる。遊撃にはドラフト4位ルーキーの石上泰輝が入りそう。小柄ながらパワーと俊足、強肩を武器にオープン戦で猛アピールに成功した。 捕手には野球日本代表・侍ジャパンにも選出された山本祐大。昨季は自己最多の71試合に出場し、今季は正捕手候補の筆頭だ。 1 右翼 度会隆輝 2 一塁 オースティン 3 左翼 佐野恵太 4 二塁 牧秀悟 5 三塁 宮﨑敏郎 6 中堅 梶原昂希 7 遊撃 石上泰輝 8 捕手 山本祐大 9 投手 東克樹
移籍・補強
DeNAはこのオフ、今永昇太、ソト、エスコバーといった長年主力として活躍してきた選手や、昨季大活躍を見せたバウアーが退団した。 その一方でジャクソン、ケイ、ウィック(支配下)、マルティネス、モロン(育成)と5人の新外国人選手を獲得。さらに戦力外からは中川颯、森唯斗らを、現役ドラフトでは佐々木千隼を獲得した。 ドラフト会議では1位で度会隆輝(ENEOS)、2位で松本凌人(名城大)、4位で石上泰輝(東洋大)を指名するなど、即戦力級の補強に成功した。