【MLB】コービン・バーンズの争奪戦はジャイアンツが最有力か 総額2億ドル超えの大型契約は確実 米報道
ブレイク・スネル(ドジャース)とマックス・フリード(ヤンキース)がFA市場から姿を消し、FA市場に残っている大物投手は2021年ナ・リーグサイ・ヤング賞のコービン・バーンズだけとなった。再契約を目指すオリオールズを含め、複数の球団がエース級の先発投手の獲得を狙っているが、「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者によると、ジャイアンツがバーンズ獲得の最有力候補と目されているという。すでにウィリー・アダメスを獲得したジャイアンツは、大物投手も手に入れることになるのだろうか。 2024年オフシーズンの移籍情報まとめ ウィンター・ミーティングが終了した時点で、米公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者はバーンズ争奪戦の最有力候補にジャイアンツとブルージェイズの2球団を挙げていた。フェインサンド記者は関係者から聞いた話として、投手史上3位タイとなる総額2億4500万ドル(スティーブン・ストラスバーグ)に並ぶのは確実、場合によってはそれを超える可能性もあるとの見方を伝えている。FA市場の先発投手の価格が高騰するなか、球界トップクラスの投手の1人であるバーンズが巨額の契約を手にするのは間違いないだろう。 レッドソックスはトレードでギャレット・クローシェを獲得したあとも引き続き先発投手の補強を画策しているが、バーンズ獲得に必要な金額を投じることには消極的。再契約を目指すオリオールズも2億5000万ドル規模の契約をオファーする可能性は低いとみられている。バーンズはカリフォルニア州出身のため、ジャイアンツとブルージェイズの一騎打ちとなれば、地元に近いジャイアンツのほうが優位に立つかもしれない。 スネルが同地区ライバルのドジャースへ流出し、先発のコマが不足しているジャイアンツ。バーンズ獲得に成功すれば、ローガン・ウェブ、ロビー・レイ、カイル・ハリソン、ジョーダン・ヒックスと続く強力な先発ローテーションが完成するが、念願のエース獲得を実現させることはできるだろうか。