「この国のサッカーは廃れていない」2024年のドイツサッカー大展望【現地発】
戦略的パートナーから10億ユーロが?
PEファンドがもたらす各クラブへの恩恵は「追われる立場」のバイエルンのレベルアップにもつながるはずだ。(C)Getty Images
ホストカントリーとしてEURO2024に臨むドイツ代表、そしてブンデスリーガを席巻するレバークーゼンの行く末も気になる。2024年のドイツサッカー界に待ち受けるのは――。ホフマン記者が大展望する。(文:ベンヤミン・ホフマン/訳:円賀貴子 2024年1月4日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆――― 2024年、ドイツサッカーはどこへ向かっていくのだろうか。EUROが自国で開催されるメモリアルイヤーを前に、ふと脳裏に浮かんだ疑問だ。2018年と2022年のワールドカップはグループリーグ敗退、EURO2020(2021年開催)はベスト16止まりと、ドイツ代表にとって過去3回のメジャー大会は大惨事でしかなかった。 クラブシーンに目を向ければ、シーズン後半に突入したこれからが本番。緊迫感がグッと増していく。2022
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