最終戦の棄権を発表「だんだん調子が悪くなってきて…」<女子テニス>
WTAファイナルズ・リヤド
女子テニスのWTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は6日、オレンジグループに所属していた第6シードのJ・ペグラ(アメリカ)が左ひざの負傷のため棄権すると発表した。代わりには補欠として会場に待機していた世界ランク9位のD・カサトキナが出場する。 【錦織圭vsキム 1ポイント速報】 同大会は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。 ペグラはオレンジグループ第1戦で第3シードのC・ガウフ(アメリカ)に敗戦すると、5日の第2戦では第8シードのB・クレチコバ(チェコ)にも敗北。第3戦を前にグループ敗退が決まっていたが、6日に左ひざの負傷のため棄権することを明かした。 「練習前の数日間は、とてもとても調子が良かったのですが、最初の試合の直前になってだんだん調子が悪くなってきて、コートの上で気持ちよく動けない感じになってしまいました」 ペグラに代わって出場するカサトキナは第3戦で第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。昨年の同大会女王のシフィオンテクは現在グループ1勝1敗で、カサトキナに勝利すれば4強入りが確定する。 【WTAファイナルズ・リヤドの組合せ】 ●パープルグループ A・サバレンカ 2勝1敗 J・パオリーニ(イタリア) 1勝2敗 E・ルバキナ(カザフスタン) 1勝2敗 ジェン・チンウェン(中国) 2勝1敗 ●オレンジグループ シフィオンテク 1勝1敗 ガウフ 2勝 ペグラ 2敗 棄権 カサトキナ クレチコバ 1勝1敗