【ONE】鈴木真治と隻腕キックボクサーのピーコックが2・20カタールで仕切り直しの激突
2025年2月20日(木)カタールのルサイル・スポーツ・アリーナで開催される『ONE 171: QATAR』(U-NEXT配信)にて、バンタム級ムエタイ3分3Rで鈴木真治(フジマキックムエタイジム)vs.ジェイク・ピーコック(カナダ/英国)が決定。 【写真】多彩な足技を使うピーコック 両者は2024年11月に米国アトランタで開催された『ONE 169』での対戦が決定していたが、延期となっていた。 鈴木は2005年に藤原ジムからプロデビューし、40戦以上のキャリアを持つベテラン選手。様々な団体に出場してトップ選手と拳を交え、2018年11月に開催されたシュートボクシング世界トーナメントS-cupでは決勝進出を果たしている(決勝は棄権)。ヒジ打ちやローキックを駆使する粘り強いファイトが持ち味。2022年から2023年4月にかけて行われた「ROAD TO ONE ムエタイ」ウェルター級トーナメントで優勝した。 2023年9月の『ONE Friday Fights 32』でスーブラックに2R、左アッパーでKO負けを喫したが、2024年3月の『ONE 169]』でハン・ズーハオに判定勝ちした。 ピーコックは隻腕のキックボクサー。極真空手を学び、北米選手権で優勝すると世界大会にも出場した。キックボクシング転向後は北米スーパーウェルター級王座、1Xヨーロッパ同級王座、そして2022年7月にはWBCムエタイ カナダ ウェルター級王座も獲得。2023年に1年間にわたって繰り広げられた「Road to ONE」トーナメントで優勝し、2024年4月の『ONE Friday Fights 58』に初出場すると新城絋平を相手に全くハンディを感じさせない見事な戦いぶりで判定勝ち。ONEデビュー戦を白星で飾った。2016年6月には『Hard Knocks Fighting Championshiip』でMMAにも挑戦しているがTKO負け。 多彩な蹴り技と右ヒジで前に出るピーコックを相手に、鈴木は得意のローキックとヒジで本戦2連勝なるか。
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