新バス停設置へ実証実験始まる 市電利用者が集中するJR新水前寺駅周辺
熊本朝日放送
熊本市電の利用客の分散を目指し、新たなバス停の設置に向けた実証実験が始まりました。 熊本市電の新水前寺駅前電停。熊本市によると、朝のピーク時には利用客が電停の外まで並ぶ危険な状態で、安全性や積み残しが課題となっています。 熊本市は、新たにバス停を設置し、利用客を分散させたい考えで、今回の実証実験では通称・電車通り上りの左折レーンを短縮し、駅の側道で車両通行止めとするなどバス停を設置した場合の交通への影響を確認します。 熊本市移動円滑推進課 「きょうの時点では大きな影響は特には見受けられていない。ただ、雨天時の状況なども今後、確認していきたい」 実証実験は12月17日までで、熊本市は周辺住民を対象にアンケートを行うなどして、設置に向けて検討するとしています。