「息子が連れ去られたのではないか」母親から通報…深夜から7時間にわたり15歳の少年を集団暴行した5人を逮捕
15歳の少年に対し、5人がかりの集団で約7時間に渡って殴る蹴るの暴行を加えたとして、当時22歳の男や少年ら5人が傷害の疑いで逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、嘉手納町に住む22歳の男と、本島中部に住む15歳から16歳の少年ら、合わせて5人です。 警察によりますと5人は今年9月21日の深夜、嘉手納町の歩道で、本島中部に住む当時15歳の少年に対して集団で顔や背中を殴る蹴るの暴行を加え、少年に頭部の打撲など全治1週間のけがをさせた疑いがもたれています。 その後うるま市の漁港に移動し、暴行は翌日の明け方まで約7時間にわたって続いたということです。 22日の午前0時ごろ、被害にあった少年の母親から「息子が友達に連れ去られたのではないか」と通報を受けた警察が少年の行方を探したところ、翌日の午後、うるま市内で1人でいた少年を見つけ保護しました。 逮捕された5人は「暴行を加えたことに間違いない」などと供述していて、全員が容疑を認めているということです。 警察は、5人のうち年長者の22歳の男と被害にあった少年との間にあった何らかのトラブルが事件に発展したとみて、いきさつを調べています。
琉球放送