公式戦最終戦を終えてあいさつするる今江敏晃監督（左は浅村栄斗、右は則本昂大）（カメラ・上村尚平）

◆パ・リーグ楽天２―２西武＝延長１２回引き分け＝（９日・楽天モバイル） 　楽天の今江監督が今季最終戦後のセレモニーで謝罪した。 　延長１２回までもつれ込み、引き分けとなった今季最終戦の西武戦後、グラウンド中央のマイクの前に立った今江監督は「選手の頑張りでクライマックスシリーズをかけた戦いができました。だが１歩届かず、悔しい思いをしました。皆さんの期待に応えられず本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。 　続けて「球団初の交流戦優勝をし、新しい歴史を作ることができました。若い選手たちは経験を積み、少しずつではありますが成長しております。中堅、ベテランの選手は自分のことだけではなく、チームのことも考えてくれました。コーチ、スタッフのみなさんもそれぞれの分野で精一杯頑張ってくれました。本当に素晴らしいチームです」と語った。 　今後に向けて指揮官は「このチームには足りないところがたくさんあります。秋からしっかりと見つめ直し、取り組み、練習して、厳しい練習をしていきたいと思います。そのためにも、ぜひ皆さん球場に足を運んで、選手たちに叱咤激励をしてやってください。そして来シーズン、この楽天モバイルパークでクライマックスシリーズを皆さんとともに戦いたいと思っています」と力を込めた。 　今季の楽天は６７勝７２敗４分けで４位で終えた。