【中日】絶対守護神マルティネスにソフトバンク、DeNAが触手か 海外サイト「残留ない」と予想
今季限りで契約が切れる中日ライデル・マルティネス投手(27)にソフトバンク、DeNAが獲得候補に挙がっていると9日、野球情報サイト「ベイスボルFR」でフランシス・ロメロ記者が報じた。 【写真】「亡命ダメ、ゼッタイ」と描かれたケーキを贈呈されるマルティネス 同サイトによると、マルティネスは少なくとももう1年は日本でのプレーを希望し、複数の球団と交渉中。中日残留はないと予想され、少なくとも1球団は800万~1000万ドル(約11億6000万円~14億5000万円)を提示しており、ソフトバンク、DeNAが有力候補に挙がっているという。 マルティネスとキューバ野球連盟との関係は維持される見通し。米大リーグの球団からはクローザーとみなされ、総額5000万ドル(約72億5000万円)での複数年契約の可能性があると考えられているという。今季は60試合に登板し、2勝3敗43セーブ、防御率1・09と圧倒的な成績を残してリーグ最多セーブをマークしていた。 また、同記者はX(旧ツイッター)で中日退団が決まったビシエドについて「情報筋によると、少なくともNPBの4球団と交渉している」と伝えた。18年に首位打者、最多安打を獲得するなど日本での9年間で1012安打を放っており、今季は15試合で打率2割9厘、1本塁打、2打点だった。 ◆ライデル・マルティネス 1996年10月11日生まれ、キューバのピナル・デル・リオ出身。キューバ国内リーグを経て、17年WBCキューバ代表。同年開幕前に、育成選手として中日入り。18年シーズン中に支配下へ昇格した。主にセトアッパーと守護神を務め、22、24年最多セーブ。最速160キロ超の速球を誇る。193センチ、93キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸は2億円。