大幅利下げのパウエル議長の手本は「グリーンスパン」か?
アラン・グリーンスパン氏は1987年から2006年までの20年弱FRB議長を務めた。写真は2005年11月撮影(写真:ブルームバーグ)
足元のマーケットで起きている事象や注目テーマについて、過去の歴史をもとに株式投資のヒントを探る連載「賢者は歴史に学ぶ」の第32回。FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)は9月、0.5%の利下げに踏み切った。雇用悪化を未然に防ぐ「予防型」と言えるが、このパターンは1995年の利下げ開始時と似ている。当時のFRB議長・グリーンスパン氏はその利下げによって景気後退を防ぎ、2000年前後のITブームに至る長期景気拡大を実現した。パウエル現議長は以前から「ボルカー氏を尊敬している」と公言しているが、今度はグリーンスパン氏を手本にするのだろうか。
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岡田 晃